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Windows 10のメンテナンス方法

Windowsを何ヶ月も使用していると次第にファイルのゴミが溜まってきて、動作が遅くなってしまう事があります。
年に1回程度は、メンテナンスを行いましょう。

2020年2月18日 更新

Windows 10を常に最新に保つ

Windows 10では、Windowsの修正プログラムがMicrosoftから日々送られてきます。
(以前のWindowsでは数カ月に1度、まとめて入れるようになっていました。)
修正プログラムの受け取り方を、自分に合った時間帯で受け取るように設定することが出来ます。
修正プログラムによっては、PCの再起動が必要になります。

  1. 「スタート」ボタン → 「設定」をクリック。
  2. w10m_2_000
  3. 「更新とセキュリティ」をクリック。
  4. w10m_2_001
  5. 「詳細オプション」をクリック。
  6. win10m_002
  7. 「Windowsの更新時に他のMicrosoft製品の更新プログラムも入手します」にチェックして、
    「←」を押して前の画面に戻ります。
  8. win10m_003
  9. 「アクティブ時間の変更」をクリック。
  10. win10m_004
  11. 修正プログラムは、PCが起動している間に受信されます。
    自分がPCを利用する時間帯を最大18時間設定しておきます。
    変更したら「保存」ボタンをクリックします。
    (この時間外にPCが起動していて、
    更新のために再起動が必要な場合は、自動で再起動されます。)
  12. win10m_005

今、Windows 10を更新する

「夜中じゃなく今、Windows 10更新したい」場合の方法です。

  1. 「スタート」ボタン → 「設定」をクリック。
  2. w10m_2_000
  3. 「更新とセキュリティ」をクリック。
  4. w10m_2_001
  5. この状態で、すべての更新プログラムのダウンロード&インストールが、
    完了、もしくは「再起動の保留中」の状態になるまで待ちます。
  6. w10m_2_002
  7. 再起動の準備ができたら、「今すぐ再起動する」ボタンをクリックします。
  8. w10m_2_003
    再起動されたら、PCをシャットダウンさせます。

不要ファイルを削除&ファイルを整理

自分で判る範囲の不要なファイルは、削除して掃除しましょう。不要なプログラムはアンインストールしましょう。
必要なファイルはフォルダごとに収納したり、光学メディアや外付けハードディスクに移すなど、整理をしましょう。
当然基本なのですが、ファイルを整理しておくと後述のエラーチェックやデフラグの効果を高める事になるので、しっかりやりましょう。

ドライブのエラーチェック

固定ディスク(ハードディスク・SSD)やUSBメモリの記憶領域には、稀に故障している箇所がある場合があります。
エラーチェックを行うことで故障箇所を調べて、使用しないように修正する事が出来ます。

(ハードディスク・SSDのみ。光学ドライブ(CD・DVD・Blu-rayドライブ)は行う必要はありません。
USBメモリやSDカードは、エラーチェックを行うとより効果的です。)
  1. 「スタート」ボタン → 「エクスプローラ」をクリック。
  2. w10mente000
  3. 「PC」を選択する。
  4. w10mente001
  5. エラーチェックを行うドライブを「右クリック」→「プロパティ」を選択する。
  6. w10mente002
  7. 「ツール」タブを選択し、「チェック」を選択する。
  8. w10mente003
  9. 「このドライブをスキャンする必要はありません」と出るが、念の為「ドライブのスキャン」を選択する。
  10. w10mente004
    ドライブのサイズによっては、チェックに時間が掛かる場合があります。
  11. 同様に、他のドライブもエラーチェックを行う。

固定ディスク(ハードディスク・SSD)のクリーンアップ

Windowsには固定ディスク(ハードディスク・SSD)のゴミファイルを削除する機能が備わっています。

システム全体のゴミと、ドライブごとのゴミがあります。
システム全体のゴミは1回だけ削除すれば良いです。
ドライブごとのゴミは、ドライブごとに削除を行います。
  1. 「スタート」ボタン → 「エクスプローラ」をクリック。
  2. w10mente000
  3. 「PC」を選択する。
  4. w10mente001
  5. クリーンアップを行うドライブを「右クリック」→「プロパティ」を選択する。
  6. w10mente002
  7. 「ディスクのクリーンアップ」を選択する。
  8. w10mente005

    まずはシステム全体のゴミを削除します。
    1回削除すれば良いです。繰り返し行う必要はありません。
  9. 「システムファイルのクリーンアップ」を選択する。
  10. w10mente006
  11. 「削除するファイル」の全ての項目にチェックを入れて、「OK」を選択する。
  12. w10mente007
  13. 「ファイルの削除」を選択する。
  14. w10mente008

    次はドライブごとのゴミを削除します。
    各ドライブで行いましょう。
    (ハードディスク・SSDのみ。光学ドライブ(CD・DVD・Blu-rayドライブ)は行う必要はありません。
    USBメモリやSDカードは、削除を行うとより効果的です。)
  15. 「ディスクのクリーンアップ」を選択する。
  16. w10mente005
  17. 「削除するファイル」の全ての項目にチェックを入れて、「OK」を選択する。
  18. w10mente009
  19. 「ファイルの削除」を選択する。
  20. w10mente008
  21. 同様に、他のドライブもクリーンアップを行う。

Edge(エッジ)のクリーンアップ

Windows 10からは、インターネットブラウザは Edge も加わりました。
Edge にもゴミファイルを削除する機能が備わっています。

  1. クイック起動メニューから Edge を開く。
  2. w10mente010
  3. 右上の「…」アイコンを選択し、「設定」を選択する。
  4. w10mente011
  5. 「クリアするデータの選択」を選択する。
  6. w10mente012
  7. 「クッキー・・・」と「パスワード・・・」以外の全てにチェックを入れて、「クリア」を選択する。
  8. w10mente013

Internet Explorer(IE)のクリーンアップ

IEを利用されてる方は、IE にもゴミファイルを削除する機能が備わっています。

  1. IE を開き、右上の歯車アイコンを選択し、「インターネットオプション」を選択する。
  2. IE00
  3. 「閲覧の履歴」の「削除」を選択する。
  4. IE01
  5. 「クッキー・・・」と「パスワード・・・」以外の全てにチェックを入れて、「削除」を選択する。
  6. IE02

ハードディスクのデフラグ

ファイルの断片化(フラグメンテーション)を解消するデフラグを行います。
デフラグを行う事でファイルの配置が効率化され、読み出し速度が向上し、空き容量が増します。

ドライブがSSDやUSBメモリの場合は、デフラグの効果は少ないので行う必要はありません。
  1. 「スタート」ボタン → 「エクスプローラ」をクリック。
  2. w10mente000
  3. 「PC」を選択する。
  4. w10mente001
  5. デフラグを行うドライブを「右クリック」→「プロパティ」を選択する。
  6. w10mente002
  7. 「ツール」タブを選択し、「最適化」を選択する。
  8. w10mente014

    デフラグを毎週行う必要は無いので、ここではスケジュールを解除します。
  9. 「設定の変更」を選択する。
  10. w10mente015
  11. 「スケジュールに従って実行する」のチェックを外して、「OK」を選択する。
  12. w10mente016
  13. デフラグを行うドライブを選択して、「最適化」を選択する。
  14. w10mente017
    ドライブのサイズによっては、デフラグに時間が掛かる場合があります。(数分〜数十時間)
  15. 同様に、他のドライブもデフラグを行う。

ハードディスクのデフラグ

ファイルの断片化(フラグメンテーション)を解消するデフラグを行います。
デフラグを行う事でファイルの配置が効率化され、読み出し速度が向上し、空き容量が増します。

ドライブがSSDやUSBメモリの場合は、デフラグの効果は少ないので行う必要はありません。
  1. 「スタート」ボタン → 「エクスプローラ」をクリック。
  2. w10mente000
  3. 「PC」を選択する。
  4. w10mente001
  5. デフラグを行うドライブを「右クリック」→「プロパティ」を選択する。
  6. w10mente002
  7. 「ツール」タブを選択し、「最適化」を選択する。
  8. w10mente014

    デフラグを毎週行う必要は無いので、ここではスケジュールを解除します。
  9. 「設定の変更」を選択する。
  10. w10mente015
  11. 「スケジュールに従って実行する」のチェックを外して、「OK」を選択する。
  12. w10mente016
  13. デフラグを行うドライブを選択して、「最適化」を選択する。
  14. w10mente017
    ドライブのサイズによっては、デフラグに時間が掛かる場合があります。(数分〜数十時間)
  15. 同様に、他のドライブもデフラグを行う。

コンピュータウイルスが心配?

Windows 10からは、非常に強力なウイルス検知&駆除の機能が標準で搭載されています。
「Windows Defender」(ウインドウズ・ディフェンダー)という機能です。
高価な外製のアンチウイルスソフトは、ほぼ無用です。
確認してみましょう。

  1. 「スタート」ボタン → 「設定」をクリック。
  2. w10m_2_000
  3. 「更新とセキュリティ」をクリック。
  4. w10m_2_001
  5. 「Windows セキュリティ」をクリック。
  6. w10m_wdef_000
  7. 「Windows セキュリティを開く」ボタンをクリック。
  8. w10m_wdef_001
  9. 「ウイルスと驚異の防止」付近をクリック。
    (「OneDriveのセットアップ」ボタンはクリックしない事。)
  10. w10m_wdef_002
  11. 「現在の驚異」が「現在の驚異はありません。」となっている事や、
    「ウイルスと驚異の防止の設定」が「操作は不要です。」となっている事を確認します。
    (「ランサムウェアの防止」の項目は!の状態でも仕方ないです。)
  12. w10m_wdef_003

おわりに(+宣伝)

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