TestDisk & PhotoRec
TestDisk & PhotoRecは、固定ディスクからファイルを復旧するソフトです。WindowsだけでなくUNIXのファイルも復旧出来るので、NASなどの復旧も可能です。
2012年2月21日 更新
TestDisk & PhotoRecは、固定ディスク全体が故障した、固定ディスクをクイックフォーマットしてしまった、という状態に使用します。
(完全フォーマットや非読化したディスクは、復旧出来る可能性は低いです…)
一部ファイルが壊れているが他のファイルはアクセス可能、間違えてごみ箱のファイルを消してしまった、という状態ではRecuvaをおすすめします。
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インストール
TestDisk & PhotoRecをインストールする手順です。
- CGSecurityのサイトを開く。
- 左側の「download」のリンクを選択する。
- 「TestDisk & PhotoRec」の「Windows」のリンクを選択して、圧縮ファイルをダウンロードする。
- 圧縮ファイルを解凍すると、「testdisk-x.xx」フォルダが出来る。
- 「testdisk-x.xx」フォルダを、適当なパスに配置する。
以下の条件を満たす位置に配置しましょう。(例:C:\Application\testdisk-x.xx)
- なるべく浅い階層
- 英数字・アンダースコア(_)のみを使用し、スペースや日本語を含めない
実行
TestDisk & PhotoRecを実行する手順です。
- 「testdisk-x.xx」フォルダ内の photorec_win.exe を実行する。
Windowsフォーマットの固定ディスクを復旧
Windowsフォーマット(FAT/NTFS)の固定ディスクを復旧する手順です。
- 固定ディスク装置を選択する。
固定ディスクは、Windowsのドライブ順ではなく、装置1台ごとに「/dev/sda」「/dev/sdb」のように末尾のアルファベット別で表されます。
ディスクの容量サイズなどから判断して選択しましょう。
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- パーティションを選択する。
- ファイルシステムのタイプは「FAT/NTFS/…」を選択する。
- 復旧ファイルを保存するフォルダを選択する。
充分な空き容量がある場所を選択しましょう。
「..」を選択すると1つ上のフォルダに移動します。
「C」キーにてフォルダを決定します。
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- 復旧が始まるので、完了するまで待つ。
- 復旧が完了したら、「×」ボタンで閉じる。
UNIXフォーマットの固定ディスクを復旧
UNIXフォーマット(ext2/ext3/ext4)の固定ディスクを復旧する手順です。
- 固定ディスク装置を選択する。
固定ディスクは、Windowsのドライブ順ではなく、装置1台ごとに「/dev/sda」「/dev/sdb」のように末尾のアルファベット別で表されます。
ディスクの容量サイズなどから判断して選択しましょう。
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- パーティションを選択する。
- ファイルシステムのタイプは「ext2/ext3/ext4」を選択する。
- 復旧ファイルを保存するフォルダを選択する。
充分な空き容量がある場所を選択しましょう。
「..」を選択すると1つ上のフォルダに移動します。
「C」キーにてフォルダを決定します。
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- 復旧が始まるので、完了するまで待つ。
- 復旧が完了したら、「×」ボタンで閉じる。